2015年5月20日水曜日

ジェンテコ「中世の音と味」満喫しました!!


昨日は待ちに待った、ジェンテコさんのスペシャルイベントでした!
テーマは「中世の春」

Umiのいえに、珍しい中世の楽器がたくさん並び、まるで博物館のよう。

シェフ兼楽団長の黒澤さんが、曲の合間に、
楽器や曲の由来、文化的背景をお話してくださるのもとっても興味深い!

横置きの琴のような楽器はハンマーダルシム(サントゥールともいいます)。

手前の、弦がいーっぱいついているのがマンドーラ。マンドリンの祖先です!
壺みたいなものも楽器です!壺太鼓。胴体に反響穴が空いてます。

左に縦置きしている大きな太鼓はルネッサンスサイドドラム。
バグパイプなどとよく一緒に行進しながら使われるそうです。門番は楽隊を兼ねていたので、
来客があると音楽で城内に知らせていたそうですよ。


今、私達が日常聴いている音楽は、
19世紀に確立した音楽理論を元にした、いわゆる西洋音楽。
200年程度の歴史です。

今日、黒澤さんたちが演奏してくださったのは、
それより1000年くらい前に演じられていた曲。

まずは10世紀ごろの音楽。
コーラスのみの「グレゴリオ聖歌」で幕を開けました。

続いて素朴なリコーダーと太鼓を使った器楽曲。一曲が短いのも中世の特徴。
イメージとしてはですね、
無印良品の店内にかかっているリコーダー曲みたいな感じです!
あとはファンタジー系RPGゲーム音楽も、この頃の音楽からテーマをとっているものが多いです。

左端のレイコちゃんが吹いているのは、
カモシカの角笛(今はワシントン条約でカモシカの角は使えないので、水牛で作られている!)
左から二番目のNAOちゃんが弾いている琵琶のような楽器は、バーラマサズ。

こんな様々な楽器で、今の音階とは少し違う響きを届けてくださいました。

中世は、ストリートミュージシャンのように音楽家が街々をめぐり、
歌でニュースを伝えていました。
また中世ヨーロッパの吟遊詩人の歌には、なんと「不倫の歌」が多かったそうです。

当時は「騎士が他国の姫に恋をする」のが定番の内容で、
「叶わない恋こそ、真実の愛」と人気を博していたのですね。

13世紀レコンキスタの盛んなイベリア半島で王であった
アルフォンソ10世(El Sabio賢王)が編纂した「聖母マリアのカンティーガ集」から166番を披露。
アルフォンソ10世は、響きの美しい言葉として「ガリシア語」で作らせたそうです。
なんだか百人一首みたいなエピソード。

サンティアゴ・デ・コンポステーラの巡礼路で歌われた唄。
 そして、世界最古のカノンも演奏。とてもかわいらしい響き。


音楽に合わせた桃絵さんのダンスがまた素晴らしい!


ランチはこちら。まずはベジプレート!
石臼で挽いたパセリとミントのライスが爽やかな味わい。
中世の料理は、色合いが美しいことも特徴です。


ノンベジプレートには「世界最古のパスタ」も登場しましたよ!


世界最古のパスタは、肉の塊に、小麦粉をまとわせて湯に通したものだったそうです。
「アッシジのトルテッリ」というのが、この最古のパスタの正式名。

それが、だんだん小麦粉の衣が厚くなっていき、
そのうち中身だった肉がなくなりパスタが独立して、
ソースをかけて食べるスタイルになったそうですよ。

音楽と生活と料理は切り離せない関係。
いつも音楽と料理で、その文化圏丸ごとを届けてくれるジェンテコさんのライブは、
何とも贅沢で豊かな時間なのです。
今日は特に、文化背景の話がとっても濃くて楽しかった!!

中世、深い!!
素朴で味わい深く何度も噛み締めたい。

子どもたちの身体にもストンと染み込んでいたように思います。

あと、ジェンテコさんの夏のお洋服、沢山入荷しました!
今日来られなかった方も、お洋服はUmiのいえで販売中ですので、
是非講座のついでにご覧になってねー!!
お洋服の詳細は、別途アップいたしますね。

スタッフさとみ

0 件のコメント :

コメントを投稿