2015年12月15日火曜日

12/2 小児科医堀内先生のお話会「おっぱいとごはん、子どもの力と親子の育ち」 開催しました

こんにちは、スタッフさとみです。

小児科医堀内勁先生のお話会「おっぱいとごはん、子どもの力と親子の育ち」開催しました

のんびりゆったり、気持ちいい佇まいの先生。

たくさんのママたちの質問に、一つ一つ丁寧にお答えくださいました。

以下、いくつかご紹介します。

(ママからの質問が青字です)


「離乳食を食べなくて困っています」

母乳を飲んでいて、消化吸収能力が高いのに、どろどろのお粥をあげなくてもいい。
舌触りの違いで、ペッと吐き出すのは当然。

乳首をいつも吸い付いて飲んでいるので、咀嚼力は強いのだから、
乳首くらいの固さ(カボチャの煮物)の固形物で構わない。
たとえばふつうに炊いたごはんを、乳首くらいの団子にしてもぐもぐさせてみては。
固形物の方が、少量で栄養も多く摂れる。

食べさせるとき、ママはどんな顔をしている?
せっかく作ったのだから、と必死になって食べさせようとして、
無表情になっていたりする。赤ちゃんからしたら、こわい。いつものママじゃない。

母乳や羊水の中では、お母さんの食べたものの影響を受けている。
なのに、なぜか離乳食だと親と全く別のものを食べる。
むしろリスクが高いとすら思う。

赤ちゃん用に、別に作ったり、薄味にしなくてもいい。
(ただし唐辛子、わさび、強すぎる塩気はだめ)
親と同じもの、食べたそうにしているものを、一緒に食べる。
一緒に食べることが、楽しいこと、おいしいこと。と伝わるのが大事。


「8か月なんですがあまり食べなくて、体重も身長もここ2か月増えてなくて心配」

急にできることが増える時期。頭でエネルギーをものすごく使うから、
この時期増えないことはよくある。あまり心配せずに。
無理強いすると、食べることが嫌いになってしまう。


「食卓に座らせて、決まった場所で食べさせようとするがうまくいかない。
ここが食べる場所だよ、と教えなくていいのですか?」

赤ちゃんが、遊ぶことと、食べることを区別していると思いますか?
食べ物を手づかみしていたずらする?それは優秀なお子さんですね。
3歳くらいになったときの手先の器用さが違いますよ。
汚れて嫌かもしれないけれど、新聞紙でも敷いて。一緒に床に座って食べればいい。


「生活リズムはいつから付く?夜8時に寝かせたいのに、パパの帰りで目が冴えてしまい10時になってしまう。」

子どもは、「家庭のリズム」で育つ。
親の思惑に添うのではなく、親の生活リズムに合わせる。
8時に寝て、父の存在を感じないで育つ。
父との関わり合いの結果、10時に寝る。
どっちにも、それぞれ善し悪しがあるね。どっちでも大丈夫ですよ。


「上手な病院のかかりかたを知りたい」

医者は専門家だからと、言ったことに絶対従わなければならないわけではない。
逆に、お医者さんも、全て解決してくれると期待されても困る。
相性というものがあるのは確かなので、合わないなと思ったら、病院を変えてみて。

子育てとは、結局、親と子の「間にあるもの」を育てている。だから人「間」という。
関係性を育てているのです。

子どもは「取り返す力」が強い。
何か失敗した、と思ったとしても、それを取り返すことはできる。


そもそも、子ども一人育てるのには、村ひとつ分くらいの人が必要。
ママひとりで育てられるわけがない。
発達が良好な子の親の特徴のひとつは、「友達が多い」。つまり、人づかいが上手。
パパ、おばあちゃん、保育士さん、お医者さん、友達、近所の人
多くの手を上手に借りよう。


先生の言葉に、みなさん、笑ったり、しみじみうなづいたり、ハッとしたり。
最後に輪になって背中さすりさすり。気持ちよかったー!!!
それぞれに、心の支えになる言葉を見つけてお持ち帰りいただけたようです。

みんなで繋がって、頼り合って、お互い様の気持ちで
ゆったりと子どもを見守っていけたらいいですね。
Umiのいえも、いろんな母子が気兼ねなく憩うことのできる、やどり木でありたいです。


★ご感想より★

・いろいろ不安なことを先生に聞けてよかったです。離乳食を始めるにあたり、おかゆからじゃなくていいということが聴けて、さっそく取り入れてみたいと思いました。

・先生の「頑張りすぎ」「なんでも、いいじゃん」「それでいいんだよ」の言葉に、心が軽くなりました。
お話を聞けて、よかったです。

・あったかい空間で、すごくゆっくりできました。スリングも試させてもらえて、使い心地よくてびっくり。また来ます。

・先生に直接悩みを相談できて、気持ちがすっきりしました。パパとママと同じものを美味しく食べるのが、子どもは一番うれしいんだなと感じました。

・先生、大好きです。いつも温かな視点に、心がほっとします。


次回は来年2月17日(水)です。
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