2016年3月10日木曜日

3/10 棒田さんの子育て講座「子どもを守る防災のお話」 開催しました!

こんにちは、スタッフさとみです。

棒田さんの「子どもを守る防災のお話」お話会、開催しました!

スライドショーの冒頭は、
棒田さんが東日本大震災の三か月前に撮影していた、
広々とした景色の岩手県大槌町の写真から。

避難所には、様々な年齢層の人が一度に集まります。
妊婦や乳幼児連れにはとても難しい環境で、
倒壊の危険があっても半壊の自宅に戻った人が多かったそうです。

(避難所にいないけど、近隣にどれだけ被災者がいるかを避難所に
 把握しておいてもらうことは大事。
 そうしないと、支援物資が避難所にいる人の数しか確保されないので、
 自宅組は食べ物などの調達がとても大変になってしまうことに。)


乳幼児、小学生がいる家庭の防災ポイントとしては・・・

★「ながら備蓄」をしよう!!
 防災用という別枠で用意するのではなく、
 普段の生活で使うものを、ちょっと多めに。いつものカバンに。

 ・家には、長期保存食品よりも、水、乾麺、おもち、缶詰、お菓子など
  ふだんの生活で使うものを箱買いしておく。生理用品も多めストックを。
  乳幼児は、食べ慣れないものは食べない!!ぐずって大変。いつものものを。

 ・外出時に被災するほうが多いかも。自宅の防災バックにたどり着けないかも。
  普段のカバンに、おやつ、お水を持っておく。携帯電話の充電器も!


★被災したら、近隣住民との関わりが大きく影響する。
  近所の人に(自分と)子どもの顔と名前をうっておくのは、本当に大事だよ!ライフライン!

 ・倒壊家屋に要救助者がいるかどうかも、近所の人に、自分たちの存在が知られてこそ。
  災害で助かる命のうち、救助隊が救うのが1%、近隣の人が30%くらい!
   いつも行くお店、コンビニ、自営業の人(昼間、家の近所にいる人たち)と関わろう。

・近所で遊んでいるときに、手を引いて逃げてくれる人はいますか?
  子どもは知らない人とは一緒に動けない。見知った人なら、頼れる。

 ・地域に知り合いがいない…という人は、住んでいる地域の
  民生委員、主任児童委員が集いをやっているはずなので、参加してみては。
  民生委員は住んでいる地域の事情に詳しい<おばちゃん>。
  顔を覚えてもらおう。
  いざというときには、こういう方々がとっても頼りになるはず。
  地域の防災訓練などにも参加して、地域の備蓄庫に何があるか知っておこう。


たくさん歩こう!!!
 被災時は、体力と土地勘が大事。
 家族の集合場所を決めたら、ルートは複数考えておくこと。

 ・子ども達の行動半径内は親も一緒によく歩いておくこと。自転車や車じゃ分からないよ!
  とっさのときに、どこが危険か安全か判断できるのは、土地勘あってこそ。

 ・小学生になると、自転車に乗り始めて、行動半径はぐっと広くなります。
  どこまで行っている可能性があるか、ちゃんと把握しておこう。
  (※ただし、探しに行ったらだめ!お互い探し回ると会えない。
  決めた集合場所から動かないこと!)

 ・集合場所までの道が寸断されている、浸水している可能性も。
  各自治体のハザードマップなどを見て確認し、ルートを複数考えること。


★普段から、想像力を働かせること!
  今、この瞬間に被災したらどう動く?
  どうやって身を守る?
  どうやって帰る?誰が迎えに行く?

 ・何があっても、まず、ママ自身の安全を守ること!
  自分が怪我したら、子どもも守れません。

 ・頭を手でかばうときは、頭から手を浮かせること。頭を掴んではダメ!
  ぶつかったものの衝撃を頭に直接あたらないようにする。
  手が折れても治るけど頭は即死。
   
 ・特に医療関係者、地方公務員の場合は、災害時は一週間くらい自宅に
  帰れないかもしれない。自分や夫がそういう職業の場合は、よりシビアに
  「誰が子を迎えに行けるのか、頼めるのか」を検討しておこう。

 ・保育園幼稚園は、お迎えがない限り引き渡さないことが徹底されているが、
  小学校は校長先生によって帰宅や引き渡し判断が違う。
  子の通う学校の引き渡し体制などしっかり確認しておくこと。


★連絡手段について
 ・首都圏の携帯電話は、災害が起きたら一般回線はほぼつながらなくなる。
  通話は、首都圏外からならつながる。
 ・各携帯キャリアの災害掲示板、twitter、インターネットメールの使い方を知っておこう。

 ・家族の情報、連絡先は、アナログで持つこと。
 ・家族の携帯番号は手帳に書くか、暗記。子どもに住所と携帯番号を暗唱させておこう。
 ・家族を探すときには、写真が一番。写真を一枚、手帳に入れておこう。


子が育つほど、離れている時間が長くなってくる。
小学校入学頃には、防災行動がとれる習慣をしっかりつけておきたいですね!

大人は情報が多くて判断に迷ってしまうけれども、
子どもは教えておけば、そのルールに忠実に動いてくれます。

明日は14:45頃、各鉄道会社が非常停止&緊急時の訓練をします。
敢えてその時間に電車に乗ってみるのも、
「実際に、緊急時は交通機関がどういう動きをするのか」のいい体験になりますよ。



●ご感想より●

・私は決断力に欠ける方なのですが、棒田さんが
「とにかくママが生きること」 と仰ったのが印象的でした。

判断に迷ったら、この言葉を大切にしようと思いました。

あとは地域の方との連携は、夫婦二人で住んでいると全くなかったのですが、
子どもが生まれた今、とても大事なことだと思いました。

とにかく、防災への意識が変わりました。
想像しなきゃなと思わされた講座でした。

・防災のことを真剣に考える日になりました。
自宅に帰ったら、さっそく防災バッグを見直し、帰宅した夫と
色々確認したいと思います。
子どもと、おふろの時間などに電話番号を一緒に唱えたいと思います。

・避難所での女性の安全など、考えたこともない事柄がたくさんあり、
3.11から学んでなかったと考えさせられました。
これまでの独り身のときと全然、視点が違うようになるのだと痛感し、
想像力、行動力、コミュニケーション能力を
高めておかねばと思いました。

・近所に知っている大人を増やさないと、と育休中に意識してすごしていましたが、うまくいかず。
4月から保育園に預けるし、地元に親がいないのも、とても不安だったので今日きました。
私が思っていたことは正しかったと思うと同時に、
顔見知りになるチャンスや、きっかけについて、教えて貰い、助かりました。
食材のストックのこと、避難所のことなど、いろんなことを聞けて、
安心とともに、ひとつひとつ準備すること、遊びながら避難訓練することも
大切だと教えて貰い、また視点が変わりました。

・子どもとのレジャーに、夫の実家の畑でキャンプしようと話しました。
お金もかからないし、たのしくて、良いねと言っていたのですが、
それ以上の価値がありそう。絶対実現したいと思います。

・昨年のママ防災講座を受けてから、意識を高めて、いろいろなことを
やってきたつもりでしたが、4月からの復職を控え、まだまだ
やるべきことがあると気持ちが引き締まりました。
職場や保育園ともしっかり連携しながら、備えていこうと思います。

また、もう少し大きくなり、一人で行動するようになったとき、
「助けてください」と言える子になるように、コミュニケーションを
大切にしながら、子育てをしていきたいです。
そして、常に「ながら防災」を意識して、想像力と判断力を働かせながら
過ごしていきます。

・防災に関しては、考えないといけないとは思っていましたが、
ずっと避けていたので、この機会にしっかりと現実のものとして
勉強することができてよかったです。
子どもがいるといないとでは、防災のやり方も全く違うとわかり、
想像がついてきたので、よかったです。
ながら備蓄を少しずつ進めたいと思います。


★参考サイトなど★

東京防災 http://www.bousai.metro.tokyo.jp/book/
 →東京都が全世帯に配布した緊急時対策ガイドブック。参考に目を通しておくとよいかも。

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