2016年12月2日金曜日

12/2 お母さんのための救急教室 〜冬編〜開催しました。

こんにちは、Umiのいえスタッフ英子です。

12/2 お母さんのための救急教室 〜冬編〜
開催いたしました!

今回は冬編ということで、午前中の
「お家でこんな時どうする??」 お話編では、
今まさに流行している感染性胃腸炎を中心にお話いただきました。
みなさん、ぐっと集中。
ノロウィルス、ロタウィルスといった
感染性胃腸炎は、12〜2月が流行のピークです。まさに、今!!

今年は特に感染が拡大しているため、
神奈川では警報が出ているそうです。
みなさんの周りでも感染した方がいらっしゃるのではないでしょうか。

これらのウィルスの特徴は、アルコールやエタノールが効かないこと。
除菌用のスプレーやジェルは効果がありません。

そこで用意したいのは、
酸性消毒薬次亜塩素酸ナトリウムです。

酸性消毒薬は
キッチンハイターや、哺乳瓶消毒のミルトン。用途に合わせて水に薄めて使います。

次亜塩素酸ナトリウムは
そのまま使えるようにスプレーで販売されています。これは便利!!

ではでは、実際に家で家族が嘔吐した場合、
どうしたらいいのでしょうか?

まずは自分に感染しないように装備を整えます。
・手袋(二重)
・マスク
・捨てられるエプロン
・足にビニール袋をかぶせる

それからキッチンペーパーや新聞紙を吐瀉物に被せ、
全部をすくって大きいビニール袋に入れます。

そして消毒薬を吹きかける、または撒きます。
目に見える範囲より飛び散ってるので、広めに!!

それを乾燥している雑巾などで拭きます。

床を拭くときは、押さえるように拭くのがポイント。
伸ばさないように!広げないように!

そして全部をビニール袋に入れます。
手袋やマスクの装備も入れ、袋の口はしっかりと締め、二度と開けない!!

吐瀉物のかかった洋服は一緒に捨ててしまった方が安心です。
捨てられない場合は、ハイターに漬け置きしてから洗濯(他の選択とは別にまわす)。
乾燥機があれば高温乾燥をしましょう。

また、洗えない布団、マットの場合は、
アイロンのスチームを当ててから天日干しをしましょう。

…これを聞くと、“けっこう大変。。”と思ってしまいますが、
家族や自分にうつったらもっと大変です。

家の外に出て生活している以上は、
感染源に触れる可能性があるということ。

やって損なし!の対処法です。

私も必要なものを買い揃えなければ!と、
帰りに早速、ドラッグストアに寄りました。

また、潜伏期間は12〜48時間。
症状が治まってもまだ2日は人にうつしてしまう可能性あり。

日程に余裕がをもってお休みをして
感染を拡大させないようにしましょう!


そしてこの季節、胃腸炎や熱、咳、鼻水と
子どもの不調でお母さんは心配な場面が多くなると思いますが、

緊急度の高くなりやすい、
子どもの体で気をつけるべきポイントは、実は「呼吸」です。
咳のウィルスから肺炎や気管支炎へ、
気道の炎症で呼吸ができなくなり心配停止へ、
と続いてしまう危険性があります。

この季節、咳をする子どもも多いですが
注意して診てあげましょう。

そして異変に気付くためには、
まずは普段の呼吸の様子を知っておくこと。

大きく動く場所(お腹や胸)、速さ、深さなど。
リラックスしている時の呼吸の様子を観察しておきましょう!



最後に私から、
緊急時の抱っことおんぶについて
お話させていただきました。

地震や台風、洪水、竜巻、火事など。
今年もいろいろな災害が世界でおきました。

もし災害がおきたら、小さな赤ちゃんとどう逃げますか?

ベビーカーは使えない。
抱っこ紐もない場面。

でも、子どもとしっかりくっついて移動する工夫はいろいろあります。

長い紐や布があれば、おんぶができます。
大判の布があればスリングのように抱っこができます。
カーテンやシーツなどの大きな布は、
抱っこやおんぶにも、防寒やタオル、オムツの代わりにもなります。

いろいろな工夫はありますが、
いつもやっていないことは突然はできません。

防災を特別とせず、普段の延長になるように。

普段から布で抱っこやおんぶをする経験を持つことは、
こういった場面でも大きな意味があると思いました。

また複数子どもがいる場合は、全員をしっかり抱えることは難しい。
小さい子はしがみつく力を付けてあげること。
大きくなったら、自分で歩ける体力を付けてあげること。

そして、気が動転してる子どもを抱っこやおんぶして、
手を引いて歩ける体力をお母さんも付けておくこと。

子どものため、自分のため。
防災グッズをそろえることも大切だけど、
まずは生き抜く力が必要。

布や紐の使い方のデモンストレーションをしながら、
お話させていただきました。

お母さんのための救急講座。

盛りだくさんな内容ですでに頭がパンパンですが、
後半は実技編!!

ということで、みなさんでテーブルを囲み、
お昼休憩となりました。

後半の「こどもの心肺蘇生法」実技編
の様子はこちらから。

またぜひお付き合いください!
いつも一緒に参加してくれる息子さんと。


大判の布で抱っこ。
 デモンストレーションしました。

2 件のコメント :

  1. 参加出来なかったので嬉しいです!ありがとうございます(≧∀≦)

    一点気になったのですが、ノロに酸素系漂白剤は効かなかったかと。
    (キッチンハイターもミルトンも塩素系では?)

    返信削除
  2. コメントありがとうございました。
    返信が遅くなり申し訳ありません。

    確認をいたしまして、
    「酸素系漂白剤の」の表記を
    「酸性消毒薬」に変更いたしました。

    また、キッチンハイターやミルトンは塩素系のものであり、酸性のものです。
    そしてノロウィルスには酸性の消毒薬が有効となります。

    ご指摘ありがとうございました。

    「酸素系」と「酸性」という意味合いをしっかり理解しておらず、謝って記載してしまいました。大変失礼いたしました。

    私も改めての学びとなり感謝しております。
    また、読んでいただけたこともとても嬉しく、スタッフの励みとなりました。

    ありがとうございました!
    (スタッフ夏井)

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