2017年7月13日木曜日

8/19 生死学講座「生まれくる人・死にゆく人に寄り添うということ」

いのちを迎えること、見送ること
そこにある医療、社会、文化、
家族に刻まれるもの
生と死をとりまくもの
失いかけているものと
繋がっていることなど、
皆さんと共に語りあいたいと思います。


生死(しょうじ)学とは、誕生と死を同一の視野にいれ、二つの起点を通して「めぐるいのち」について思考する学問です。

誕生に寄り添うケア、死にゆく人や、死にゆく人のそばにいる人を支える(ケアする)姿勢について学び合い、誕生と死を取り巻く環境の共通性や課題について考えていきます。

これまで死生学の中では語られにくかった「生まれる(誕生・出産)」を抱合し、いかに生まれいかに死ぬかを、円を描くように思考することで、繰り返されるいのちのダイナミズムについて思いをはせていきます。

これまで死は医学的に「敗北」と捉えられることが多く、日本文化の中では忌みとされオープンに語られることはあまりありませんでした。誕生の領域でも流産や死産など、悲しみに出会うことがあります。医療者や介護者が当事者や家族に寄り添う姿勢は、誕生の場面にも死の場面にも同様に求められています。

身近な人の死や見取りの体験などを語りながら、その先に見える自らの死について、また自分の生をどう生きるかをも考える機会として、この生死学講座を設けました。さまざまな体験をお持ちの方々が集い、体験をシェアして学びにつなげていきたいと思います。


【日時】2017年8月19日(土) 13時~17時  

【講師】菊地栄(出産育児環境研究会代表、立教大学講師)

【対象】助産師、看護師、医師、生まれることと見送ることのそばにいるお仕事の方々


●プログラム
・講座「生死学概論」菊地栄(出産育児環境研究会代表)

・お話①「逝く人の家族の寄り添う力を発露するお手伝い」
 街のイスキア 看護師 石川麗子 

・お話②「生まれてくるいのち、すぐ還るいのちから頂いたもの」
 うみ助産院 助産師 笹木浩子 

・みんなで語らい「私の体験」60分 

【会場】Umiのいえ
【対象】どなたでも
【参加費】5000円
【申込み】https://coubic.com/uminoie/260414

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●講座「生死学概論」菊地栄さん

プロフィール: 
立教大学講師(ジェンダー、セクシュアリティ、リプロダクション)。
出産育児環境研究会代表。社会デザイン学博士。クリエイター。
当事者の立場から27年間に渡り、マタニティクラス、マタニティYOGAクラスを主宰し、妊婦や産後の母子を対象に子育て支援を行ってきた。
REBORN、babycom、「いいお産の日」立ち上げスタッフ。48歳で大学院に進学し、出産・子育て支援を研究。
元法務大臣政策秘書を経て、現在は長野県八ヶ岳山麓在住。
著書/「みんなのお産DVD」「マタニティヨーガBOOK」現代書館、「イブの出産、アダムの誕生」農文協、「うまれるいのち つながるいのち」実 業之日本社ほか 共著/「産み育てと助産の歴史」医学書院

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●街のイスキア 看護師 石川麗子さん 
テーマ「逝く人の家族の寄り添う力を発露するお手伝い」
 













終末期患者さんをのべ700名以上を見守った方です。
逝く人と、逝く人の家族に”寄り添う人”
それは終末期のデザイナーのよう。

「逝く人は必ず贈り物をくれます。
 いのちのバトンをしっかり受け取ってほしい」

「一人では産まれてこれないように
 一人では逝けないと私は思っています」
と、逝く人の声なき声を、丁寧に繋いでいかれます。


プロフィール:看護師
一般社団法人街のイスキア 訪問看護ステーション 代表理事 
http://isukiatokyo.com/

「森のイスキア」で有名な佐藤初女さんより名前を受け継ぎ、訪問ナースステーション 街のイスキアを2016年に設立

「一人一人の出会いを大切に、一つ一つのことを丁寧に、食は命と思って大切に」という精神も受け継ぎ、人の温もりや思いやりを感じながら、最期の時まで過ごせる場所として、ホリスティックナーシングホームの設立をビジョンに活動をされています。

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●うみ助産院 助産師 笹木浩子さん
テーマ「生まれてくるいのち、すぐ還るいのちから頂いたもの」

 













手のひらに乗るほどの小さな赤ちゃん、
すぐお空に還る赤ちゃん、
ひとりぼっちのお母さんを助けにくる赤ちゃん
家族を繋ぎにくる赤ちゃん
       
家族の事情も、産院の事情さえも察して生まれたり、
還ったりするいのちがあることを、幾度となく立ち合わせていただきました。

お産を通して、それが産まれることであっても、亡くなることであっても
女性や家族が、変化していく過程を、そばにいて見届けさせていただいているのが嬉しいのです。

「あんたが信じてあげなくて、誰かこの妊婦さんを信じてあげるの?」
といってくれた先輩助産師たち。黒子に徹する先輩たち
その背中を追って、日々精進、道の途中。

プロフィール:助産師、お手当て人
葛飾赤十字産院 産科・NICU・分娩室で10年、ひとみ助産院にて5年勤務。
2017年八王子にて「うみ助産院」を開業。

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