2018年6月5日火曜日

スタッフのつぶやき ~おっぱい卒業しました~

こんにちは。スタッフの英子です。

先日、4歳6ヶ月の娘がおっぱいを卒業しました。長く長く続いた授乳生活がようやく終わりを迎えました。

娘が飲みたいだけ続けられたらいいなぁと思っていましたが、まさかここまで長くなるとは。。

でもこの4年半は、楽しくて、特別で、ちょっとめんどくさくて、そして最高に愛おしい時間でした。

決して無理して続けてきたわけじゃなく、私にとっては、ただ、おっぱいをあげてる方が楽だっただけ。むしろ、おっぱいに助けられっぱなしの4年半でした。

小さな小さな赤ちゃんの時のご飯という大役はもちろん、
喉が渇いた時の水分補給に。
心がしょげた時の精神安定剤に。
眠る時の睡眠導入剤に。
怪我の時の痛み止めに。
風邪で食欲がない時の栄養補給に。
疲れた時の休憩時間に。
たくさんのお役目を担ってくれました。

こんなにおっぱいばっかりに頼っていていいのかな、と思った時もあったけれど、これがお互いにとって一番平和な方法でした。

でもそうは言っても、頻回授乳がしんどい時もありました。
ずっとおっぱいにしがみつかれてる感じ。吸われすぎて痛い。「もー、また?」と思っちゃう。

数えなかったけれど、多い時1日20回くらいはおっぱいに立ち寄っていたはず。
…いや、もっとかもしれない。

それなのに一回一回の授乳が長くて、もういいよー、と私から離したことも何度もあるし、
逆にマラソンの給水ポイントのようにさっと飲んで、はい、終わり。え?もう?という時もある。

「こうやって飲みたい!」と謎のこだわりを見せる時期もあって、イライラすることもたくさんありました。

座ってても、寝っ転がってても、どんな体勢でも飲みに来たし、
服に潜り込んで飲んだり、襟からおっぱいを引っ張り出して飲んだり。

そして、スリング授乳は私たちの暮らしに欠かせないものでした。
電車の中で、歩きながら、ご飯を食べながら、だっこクラスしながら。いつでもどこでもおっぱいタイム。
授乳アプリも使わず、本当に自由に授乳してきました。

でも、実は私たちのおっぱいの始まりはなかなか大変なものでした。
産んだ直後、とにかく飲めない。飲めなくて大泣き。病院の授乳室では、同じ日に産まれた赤ちゃんたちがどんどん飲めるようになっていくのに、娘は一向に飲めるようにならなかった。
助産師さんたちがいろいろアドバイスをしてくれるけどやっぱり飲めない。

退院の日になっても飲めず、母乳外来へ。
「あなたのおっぱいはたくさん出てるけど、赤ちゃんの口の問題かなぁ。飲むのが難しいのねぇ。」と言われ、飲ませ方、搾乳の仕方、その保存の仕方を習い、哺乳瓶も買って、次の母乳外来の予約もとって、実家へ帰りました。

そして、そこから親子三代のおっぱい大作戦が始まりました。
汗かきながら泣き叫ばれながら飲む練習をして、やっぱり飲めないので、搾乳しておいたおっぱいを哺乳瓶であげる。私はほろほろ泣きながら搾乳をして、そして倒れ込むように昼寝をする。
また砂衣の泣き声で起きて、飲む練習が始まる。母はそのたびに、おっぱいをあっためて持ってきてくれる。

産後10日目でやっと飲めた時は涙も鼻水もいっぱい流れました。

それから少しして、搾乳しなくてよくなり、好きな時に好きなだけ飲めるようになって、それでもおっぱいを飲んでくれることはやっぱり嬉しくて、しあわせなことでした。

はじめは体重がうまく増えなかったけれど、飲めるようになってぐんぐん伸びていき、発達曲線の上ギリギリをいく女子になりました。
私のおっぱいはどんどん湧いてきて、張ることもあったけど、飲んでもらえばほとんど解消!トラブル知らずでした。

ところが、娘が3歳になってすぐの頃、はじめての乳腺炎になりました。
助産師さんがすぐに駆けつけてくださり、おっぱいケアとお手当てをしてくださり、なんとか生還。
乳腺炎、ほんとに、なめちゃいけません。

寒さであんなに震えたのは人生初。エアコンを入れたいし、湯たんぽも作りたい。でも布団から出たら死ぬ!と思うほどの寒さでした。おっぱいが痛くて寝返りがうてない。熱をはかりにいくこともできない。

そんな日に旦那さんは出張で不在。たまたま母が来てくれる日だったので助かりました。
乳腺炎って産後すぐだけじゃない。そしてやっぱり無理しちゃいけないと痛感しました。

その後、幼稚園に入り、そろそろおっぱい終わるかなーと思いながら見守っていました。

量も回数も減っていく。でも、毎日必ずくわえにくる。
おっぱい出ないねーと言う日もある。こっちの方が美味しいねーと言ったりする。

それが可愛くて仕方なかったはずなのに、だんだんと授乳がいやになってきて、
そろそろ終わりにしない?いつ終わりにする?と私から誘うようになりました。

「やだ!やめないよ!」と怒ったり、「小学生までのみたいのにー」と泣いたりしました。
でも、なんとかごまかしていたら、人生初、飲まない日が4日続きました。

そんなとき、Umiのいえスタッフ助産師の西岡さいちゃんに会えて、最近の気持ちの変化を話を聞いてもらい、おっぱいをみてもらうことができました。

「このまま、もう終わって大丈夫」と言ってもらい、おっぱいは、体は、もう終わりに向かってるんだと思ったら、すごくほっとしました。
そして突然娘から、「おっぱいのお別れ会をしよう!」と言いだし、その日が最後の日になりました。

小さな小さな赤ちゃんだったあの日から1日も絶やすことなく続いたおっぱい生活が終わりました。
0歳でおっぱいとお別れする人もいる。1歳の人も、2歳の人もいる。娘はたまたま4歳でした。
もう少しあげられたかもしれないと思ったりもして。でも、やっぱり終わってほっとした。
だから、これでよかったんだなーと思っています。

楽しい時間をたくさんもらいました。
心がドタバタしてるときのおっぱいは、深呼吸をさせてくれました。2人だけの時間をくれました。私が母であることを肯定してくれました。

そして、毎日毎日、娘に愛を渡し続けてくれた私のおっぱいさんは、もう垂れて、しおしお。これも勲章。ありがとうございました。

おっぱいとの別れ。親子の新しい一歩です。

そして、年中さんの歯科検診でも、虫歯なし!!でした。
おっぱいの乳糖では虫歯にならない。毎日の仕上げ磨きとチェックを楽しむこと。

今、ここまで日々積み重ねてきたことと、
出会った人の顔が今、たくさん浮かびます。

Umiのいえで出会った先生方、Umiのいえスタッフのみなさん、助産師さん
たくさんの方の出会いがあったから続けてこられました。ありがとうございました。

そして、母と旦那さんの理解と協力に。本当にありがとう。

おっぱいとお別れしてから、なんだか体調を崩しています。
それだけ4年半毎日続けてきたことを辞めるというのは、体には大きな変化なのかもしれません。

自分の体に感謝をして、体の声に耳を傾けて、ちょっとゆっくりしたいと思います。

最後に見守っていただいた皆様に、読んでくださった皆様に、そして娘に
本当にありがとうございました。
授乳フォトを撮ってもらいました。
(きくちさかえさん撮影)

飲みながら寝ていく姿が
本当に可愛かった。

お人形にこっそり授乳中。

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