月別アーカイブ: 2019年3月

3/13日(水)和のお手当て会ボランティア企画


児童養護施設の職員さん4名に、お手当てを受けていただきました。

子どものサポートをしてくださってる現場職員さんの、サポートをするのが目的です。

まずはそれぞれの現場のご様子をヒアリング。

乳児から、小学生、中学生、高校生まで幅広く受け持っていらっしゃいました。

話題はさまざま上がりました。

中でも、児童養護施設は18歳で退所しなければならない問題。

早く法律や制度がどうにかなってほしい~。せめて20歳。または就職まで。

親との関係性を築く経験を積めなかった子どもは

人との距離感がうまく取れないこともある。

思春期ならではの拒絶や、逆にべったりしすぎたり。

社会との関わり方のひとつとして、

Umiのいえも活用していただけたらいいな~

親と一緒に暮らせない子どもたちを支えてくださって、

ありがとうございます。の気持ちを込めて、お手当てしました。

次回は5月に計画しています。

お知り合いに、乳児院や児童養護施設で

働いていらっしゃる方がいらっしゃいましたら、

是非Umiのいえまでお尋ねください。umi@umi.lar.jp

詳細ご案内いたします~

職場を超えた横のつながり作りにもなればと思っています。

スタッフさとみ

3/25 森ちゃんの「スローな子育てお茶会~病気・しょうがい・個性とともに~」の集いがありました。

【いのちに遠慮はいらないよ!】

まきこです。昨日

3/25 森ちゃんの「スローな子育てお茶会~病気・しょうがい・個性とともに~」の集いがありました。

私、ちらりとおじゃますると、

参加者さんから「我が子がダウン症だって、友達にまだ告げてない。どうやって告げたらいいんだろう・・・どんな反応をされるんだろうと思うと、怖くて言えない」

そんな一言を耳にして、

おっと~悩み事って、そこ!? と、私はびっくり。

もうね、感覚がゆるくなってます。

ダウン症でも、なんとか症でも、なんとか病でも、普通じゃんと思ってしまうんで、

なんでも自由に話したらいいんだよって思うのね、私は。

それで、あなたから離れてしまうような友達なら、友達じゃないし。

いのちに遠慮はまったくいらないのだ!! 

「こういう子を産んでしまった。」といって、家族に申し訳ないとか、

イマドキは遺伝子検査もあるのに、それをしなかったことを責められるだろうとか、

そんな悩みも、ときどき耳にしますが、

そんな心配をお母さんお父さんにさせてしまう社会がおかしいのよ。

いわゆる健常児とみえる子どもを産んだって、

その先になにがあるのかわからないのよ。

遺伝子検査でわかることなんてわずか。

検査で性格はわからない、どんな病気を引き受けるかも、

ゲイとかレズとかの性のこのみも、

何に夢中になるか、何が苦手なのか

どんな人生を歩むかもわからない。

つまり、いのちは平等だ。

この人生において、必要な愛と学びがやってくるだけだ。

それをみんなが助け合えばいいだけよ。

次回の「スローな子育てお茶会~病気・しょうがい・個性とともに~」は5月25日(土)です!

3/21 麻紀子の部屋「太い根をもつ親になるとは」開催しました!


・自分の母親にがっかりな気持ち

・我が子を認められない気持ち

・ようやくやってきた自分の反抗期

・長年の自分の反抗期が終わったよ

・父親が嫌いになってしまった・・・

・夫婦のコミュニケーションで試してみたこと

・発達しょうがいの検査受けたらと言われて・・・

・二人目生まれて上の子がやっかいで・・・

・離婚して、元夫と子ども さてどうしよう・・・

など、いろいろ。

みんなほろほろ、語ってくれました。

子どもたちは、楽しそうに遊んでいたなあ。

おかず一品もちよりランチも、大勢でにぎやかな食卓でした。

次は5月25日に開催しようと思ってます~

まきこ

3/25 Umiのいえの様子^^

サクラが咲き始めました!

3/25のUmiのいえ。

ヘナトリートメント、ベリーダンス、バラの花、美味しくヘルシーな美保さんのランチ。。などなど

色とりどりなUmiのいえでした。

スタッフいだ

3/20(水)ベビーラップ体験会・初級クラス開催しました


巻き方の手順を覚えて、

赤ちゃんを支えながら布を引き締める。

緩まないようにしながらしっかり縛る。

最初は覚えるのも引き締めるのも大変で、

息が上がっちゃいます。

布を使ったエクササイズ♪

だと思って練習してみてください!

楽しめるなら向いてるかも☆

ちょっと無理かも…だったら兵児帯やスリング、バックルのついたストラクチャータイプを。

その人の生活や性格によってぴったりの道具があります。行く場所によっても変わるかも?臨機応変に、柔軟に対応できればいいですよね😊✨

赤ちゃんとお母さんが心地よく抱っこやおんぶが出来ることが大事です💖

次回は4/22(月),5/31(金)10:30~12:30です。

http://coubic.com/uminoie/240080

スタッフさき

3/20陰陽調和料理法による食育連続講座93期が修了いたしました!

皆さん熱心にお勉強していただきました。

私が伝えたいことの中の一つに「旬のものをいただく」があります。毎年その時々の旬のものを食卓に並べることで、季節を五感を使って味わうことができ、かつ、養生にも繋がります。それが子供にとっての食育にもなります。私の子供達は今が旬の新玉ねぎが好きでリクエストしてくるので、ここ最近はサラダや酢の物で春を味わってます。血液サラサラにしたいのでしょう。

#ハルモニアCOOKING

#陰陽調和料理法による食育講座

#陰陽調和料理 #陰陽調和の重ね煮

@ NPO法人 Umiのいえ

by陰陽調和料理法による食育講座講師 齋藤美保

3/10 [こども会] 虫さんたちのお仕事のお話し~春かつやくの虫さん~

こんにちは。スタッフえいこです。

3/10は、Umiのいえ こども会!

「虫さんたちのお仕事のお話し」でした。

いつもは赤ちゃんが集まるUmiのいえに

少し大きな小学生のお兄さんが集合。

とてもディープな虫のお話が広がりました。

まずは絵本から。アリとキリギリス。お話は正しいかな?ちょっとおかしなところもあるね。

みんな夢中です。
くわがたの登場!
くわがたTシャツにわいわい。
たっちゃんは虫のことなんでも答えてくれる。かっこいい!こどもたちの人気者。
虫好き女子も参加しました。くわがたを触るのは初めて!
たっちゃんが朝採れ野菜を持ってきてくれました。生でそのままこどもたちが食べちゃうほどの。甘いお野菜たち。安心安全も嬉しい。

「これ知ってる?僕はこの虫が好きなんだ!」

こどもたちがつぎつぎにたっちゃんに話しかける。

その目はすごくうれしそう。

大好きなことを思い切り話せる場所があるって嬉しいよね。

大好きなことがあるって幸せだよね。

たっちゃんの名刺を嬉しそうに持ち帰る

男の子たちの笑顔が忘れられません。

次回の開催もお楽しみに。

スタッフ英子

3/22 「Namima yoga」開催しました。

こんにちは。スタッフ英子です。

今日は、「Namima yoga」の日。

あったかい日差しの中で

赤ちゃんと一緒にゆっくりと体を動かしていきました。

皆様ご参加、ありがとうございました。

日々のドタバタの中で、

自分の体はほったらかしになりがち。。

でもこうして体や呼吸を丁寧に見てみると、

頭も体もすっきりしてきます。

そしてお母さんがすっきりすると

赤ちゃんもすっきりいいお顔。

自分のために。赤ちゃんのために。家族のために。

マタニティの方も、産後の方も。どなたでも。

お待ちしています。

3/8 「第4回おんぶシンポジウム〜いのちをつむぐおんぶ〜心と身体と防災」開催報告

こんにちは。スタッフ阿部亜美です。

今年で4回目を数える「おんぶシンポジウム」

たくさんの方に御来場頂き、ありがとうございました!

今回はシンポジストに、

だっことおんぶの研究所理事長  園田正世さん、

そして、アウトドア防災ガイド  あんどうりすさんをお迎えしました。

冒頭は現役子育て中のお母さんふたりの

自身の子育てとおんぶについて、写真を交えたスピーチで始まりました。

ぴったりおんぶをすることで辛い時も幸せなときも

大切にこどもとの時間を過ごしてきたこと。

子育て中のママたちを勇気付けるお話でした。

そして、シンポジストお一人目の 園田正世さんのお話では、

高い位置でのおんぶが私たち日本人にとってどれだけ大切なのか、

歴史、各国の暮らしと文化と身体について、とても聞き応えのあるお話でした。

続いてあんどうりすさんのお話では、

災害時の母乳育児に関してのお話が、特に印象に残りました。

・被災しても母乳育児を継続できること

・母乳をわずかな量でも与えることができるだけで、

避難所で多くみられる感染症リスクを減らすことができること。

・母乳育児の人には母乳が継続できる支援をし、本当にミルクが必要な人にも、

災害が終わるまで継続してミルクを供給できる支援が必要なこと

・それまでの子育てを大切にする支援が重要であること

そしてあんどうりすさんが持ってきてくださった防災グッズ、アウトドアグッズを

実際に触らせていただき、より具体的に備えを感じることができました。

こどもが産まれて、

❝命にかえてでも守りたい。…でもこの子たちのためにも必ず生き延びるんだ❞

と思うようになりました。

いつ大地震、大災害がおきてもおかしくない昨今。

自分や家族を守るためにも物の備え、知識の備えが重要ですね。

それでは、「ふんわりすくすく赤ちゃん講座」の講師、加田洋子さんの

レポートをシェアさせていただきます。

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「第4回おんぶシンポジウム」を開催いたしました。

テーマは、「いのちをつむぐおんぶ〜心と身体と防災」

シンポジストに

だっことおんぶの研究所理事長  園田正世さん

アウトドア防災ガイド  あんどうりすさんをお迎えして、

赤ちゃんとお母さんたち、子育て支援者たちが参加して

おんぶのこと、防災のことを学びあいました。

Umiのいえスタッフ近藤なみの手遊びからスタート。

はじめての場所に落ち着かないお子さんも

「ひげじいさん」や「ぐーちょきぱーでなにつくろう」などの

楽しい歌に笑顔になりました。

司会進行は、Umiのいえ代表の齋藤麻紀子

始まりの挨拶より。

「今、ここに子供といることを幸せに感じること、それが防災になるんですよ。

今日、防災のことを知ったら、自分の心に納めるのではなく

周りのお母さんに伝えてくださいね。みなさんでしっかり学んでいきましょう。」

続いては、おんぶで子育て中のおかあさん二人のスピーチです。

〇児玉 咲季さん「子育てとおんぶ」

待ち望んで来てくれた二人目の赤ちゃん。

でも子供二人の子育ては大変で他人と比べて、できない自分を責めて追い詰めた。

でも、幸せは求めることではなく、自分の中に持っていた。

「私にしかないもの、私にしかできないこと」があった。

悩んでいる時もおんぶは私の暮らしの中に溶け込んで、どんな時も寄り添ってくれた。

下の子をおんぶして上の子を抱っこして、身動きがとれない、でもそれが 安心だった。

〇安道 茜さん「息子の人生を背負い、肚がすわった」

食物アレルギーのある息子は成長もゆっくりさん。

乗り越えなくてはいけないことが沢山あったけれど、

ベビーウェアリング(布で子供を纏うように抱っこするおんぶすること)はいつも、

自分を支えてくれた。

歩き始めもゆっくりだったので、おんぶの時期も長かった。

でも、その時間は親子で気持を共有する時間だった。

日々、おんぶをして、大地を踏みしめ、私は母になっていったのだと思う。

そしてシンポジストお一人目の登壇は、この方です。

〇園田 正世さん

(だっことおんぶの研究所理事長)

「日本人の身体と子育て、文化」

沢山の貴重なスライドとともに、お話をしてくださいました。

・日本人と欧米人は骨格が違い、また身体の使い方も違い、また文化、環境も違う。

なので、欧米から入ってきた抱っこ紐をそのまま使いこなすことは難しい。

そのことを理解して、道具を使わなくてはいけない。

・日本のおんぶの歴史は長い。1980年代後半から抱っこが主流となるが、

それまで日本人はおんぶをして子を育てていた。

おんぶは日本人の身体と生活環境に適していた。

・おんぶされている子供は

日常生活を背中から見て理解する(共同注意)。

それは学校で学ぶ勉強とは異なる。社会を見ること、社会状況を知ることである。

布で高い位置に背負うおんぶは日本人の暮らしと身体に適したものだからこそ、

受け継がれてきたもの。

災害時は日々の便利さが奪われてしまう、でもそれは少し前の暮らしに戻ること。

その時に、昔からされてきたおんぶのスキルは、きっと親子を支えてくれます。

お二人目の登壇はこの方。

〇あんどう りすさん

(アウトドア防災ガイド)

「小さないのちを守るママの防災」

沢山の知恵と工夫を余すことなく伝えてくださいました。

・アウトドアのテクニックを防災に生かす具体的な方法

・防災のために入れておいた方が良い携帯アプリ

・クライミングの技を使ったしがみつき方

・古武術の技を使って怪我人の助け方

・家の中の安全対策グッズ

・今、ここで地震が起きたら、何をするのか?

などなど。

ママたちは一生懸命メモをしたり、うなずいたり。

全部は覚えきれないけれど、でも、大切なことはきっと心に強く残ったと思います。

持ってきてくださった沢山のアウトドアグッズや防災グッズを皆さん手に取って、

確認をしていました。早速、ご家庭で揃えた方もいらっしゃるのではないでしょうか?

午前の最後は

〇兵児帯、晒など布をつかったおんぶの体験会

初めてさんも既に使っている方も

ベビーウェアリングコンシェルジュのアドバイスで楽に背負えて、お子さんもママも皆、笑顔でした。

体験していただいた皆様、ありがとうございました。

午後の時間は、子育て支援者が集まり、午前中のお話を振り返りながら、

「支援者が災害時、その場にいるお母さんたちに何が出来るのか?」

園田さんとあんどうさんのより具体的なお話を聞き、

そして、それぞれの現場で感じていることをシェアし意見交換をしました。

講師のお二人は

「普段の生活で工夫ができていないと災害時に何もできない。

災害時は普段よりもひどくなるのだから。

普段の生活で使いこなしているものこそが役に立つ。」

と繰り返し、お話されました。

便利なものに頼るだけでなく、日々の暮らしに知恵と工夫とすることで

いざという時に生き抜く力がきっと身につきます。

是非、親子で生き抜く力を育んでいきましょう!












                                           (以上、撮影 加田務さん)

今回も「おんぶシンポジウム」を無事に開催することができました。

登壇してくださった方々、お手伝いをしてくださった方々、ご参加くださった皆様

お力添えをいただいた皆様に心より感謝申し上げます。

スタッフ英子